京産大のプロ注目の最速147キロ右腕、田村剛平投手(3年=報徳学園)が9回途中4安打無失点11奪三振と快投し、今春リーグ初勝利に導いた。7回まで危なげなくアウトを積み重ね、8回は無死一、三塁のピンチを切り抜けた。9回は1死一塁から神院大・益田の投ゴロを捕球し、二塁へ自らの悪送球で一、二塁とされた時点で降板。「最後は悔しかったですけど、ピンチの場面で要所で三振を取ることができた」。来秋ドラフトでのプロ入りを目標に、アピールを続ける。