日大が駒大を下し、今季初勝利を挙げた。

開幕戦で2本塁打の谷端将伍内野手(3年=星稜)が、自らの失策を取り返す1発で勝利に貢献した。

2点リードで迎えた7回2死三塁。真ん中に入ってきたスライダーを捉え、左越え2ランを放った。ガッツポーズをしながら、悠々とダイヤモンドを1周。谷端は「(先発の)市川もずっと粘って投げてくれていたので、この場面は絶対に打ってやろうと思って打席に入りました」と自らのバットでミスを取り返した。

片岡昭吾監督(46)は「開幕戦から失策が点数に絡むことが多くて、もう1度守備を徹底してやってきたんですけど。2回以降ミスを重ねなかったことと、なんとか塁に出て攻撃できたのでそこは良かった」と話し、3失策もなんとか打ち勝った。

作戦として打線に厚みをもたすために、打撃が上向いてこない正遊撃手の角田勇斗内野手(4年=習志野)ではなく、好調の本職三塁の谷端を遊撃に起用。日頃から遊撃の守備練習は行っていたが2失策。指揮官は「ショートは使った僕のミスです(笑い)。明日は外野ですね(笑い)」と、笑顔で話した。

17日の2回戦も制して、今季初の勝ち点獲得を狙う。

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