広島がともに今季最多15安打11得点を奪い、連敗を止めた。1回から3点を先制すると、3回には打者一巡で5得点。1番起用された秋山が2安打含む4出塁で打線をけん引し、試合終盤は途中出場の若手も結果を残した。好投しながら勝ち星を得られなかった先発床田が7回2失点で今季初勝利を手にした。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

--初回、相手の立ち上がりをつかまえ、3点を先制

新井監督 初対戦だったけど、みんなよく選んだし、ナイスバッティングだったと思います。

--不振だった秋山選手を1番起用

新井監督 彼には経験もあるし、いろんなことを考えられる選手なので、こちらとしては真っさら状態で打席に入ってほしかったので、1番にしました。

--2番の菊池選手もつないだ

新井監督 ナイスバッティングだったし、(守備でも)このタイミングしかないところでジャンプしている。追い方も、さすがだなと思いますね。あれで捕れてなかったら2点入っているでしょう。流れの中で大きなプレーだった。さすがキク。

--先発床田投手に初白星

新井監督 1、2戦目もすごくいいピッチングをしていたけど、援護してあげられなかったのは、野手も覚えている。今日は何とか援護してやるんだという、野手の気持ちがつながった大量得点だったんじゃないかなと思います。

--点差が開いた中で、途中出場の若手も結果

新井監督 最初からいった選手も良かったし、あとからいった若い選手もすごくいいものを見せてくれた。いい1日だったと思います。こちらとしては何かあったら使ってあげたいと思っていた。序盤で大量得点できたので。石原もよく打ったし、(久保)修も初ヒットだしね。宇草も良いところで打ったし、マティー(二俣)も当たりは悪くなかった。みんな本当に良かったと思います。全員。

--スタメンから外れた野間選手は

新井監督 ちょっと体に張りがあるということなので。本人は出られるということだったけど、こちらがストップをかけた。体の張りだけなので、大丈夫だと思いますよ。

【関連記事】広島ニュース一覧>>