楽天キラーの西武今井達也投手(25)が、チームの連敗を止める。

19日の楽天戦で先発を予定している。18日、埼玉・所沢の本拠地、ベルーナドームで行われた投手練習に参加。チームメートの高橋光成投手(27)や隅田知一郎投手(24)らとともに、キャッチボールや投球練習をして体を動かした。チームは9日ロッテ戦から敗戦が続き、現在7連敗中と苦しい状況にある。「連敗を止めるという意味でもそうですし、カード頭ということもありますし、しっかり明日はチームが勝てるようなピッチングはしたい」と静かに闘志を燃やした。

楽天戦に強い。3月29日敵地仙台での試合では、自身初の開幕投手としてマウンドに上がり、7回116球2安打11奪三振無失点で勝利を手にした。また昨季は7試合に先発し、1度の完投を含む6勝0敗、防御率0・87の数字を残すなど抑え込んでいる。「キャッチャーと話しながら、一生懸命全力で投げることしかできないので。その姿勢だけは常に持って投げたい」と意気込む。

今季ここまで3試合に登板し1勝0敗。リーグトップの防御率0・43と安定した投球をみせている。「明日の自分の状態と比べながら、試合をつくっていきたい」と平常心で臨む。

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