<広島1-2阪神>◇22日◇マツダスタジアム

阪神大山悠輔内野手(29)が通算500打点を達成した。初回2死二塁で左翼線に先制打を放った。

プロ8年目、通算891試合目での到達。球団13人目で、ドラフト会議を経ての阪神入団選手としては10人目の達成者となった。

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阪神大山はなぜ4番なのか。昨年2月1日。6年ぶりに阪神に復帰した今岡打撃コーチは「ヨーイドンで見て、びっくりした」と言った。新人だった17年に1年間見て以来だったが、打席内での意識が変わっていた。予感は的中。大山は初タイトルの最高出塁率賞で、チームを優勝に導いた。

「いい凡打」こそが大山を大黒柱たらしめる。「彼は打線を背負っているから。凡退の仕方さえもコントロールしている。いろいろなことを打席で考えているから、たとえ凡打しても『いい凡打』になる」。打線が淡泊で相手投手ペースになっていれば、球数を投げさせる。味方に相手の球をじっくりと見せる。その上で自らの結果も求める。

コンディション不良もあり、ここまでは苦しいシーズン。「日本一チームの4番として、今までよりはるかに重い責任を背負っている」と胸中をくみ取る。そうして積み上げた501打点には数字以上の重みがある。【阪神担当=柏原誠】

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