元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が7日、公式YouTube「解体慎書」を更新し、史上最速優勝を果たした阪神を率いた藤川球児監督(45)の手腕を高く評価した。
冒頭で「2年ぶり阪神タイガース優勝おめでとうございます」と祝福。一昨年の日本一、昨年は「優勝は届かなかったですけども2位と。地力のあるチームでした」と再び王座奪還に至るまでの過程をおさらいした。
「金本さんが『タイガースを変えてくれ』というところで3年間監督を務め、いろんな改革をされた。その続きに矢野さんが『思い切ってやりなさい、失敗もいいですよ』という中で、でもそれだけじゃ勝てませんよという中で岡田さんが戻って2年間」と、16年からの歩みを振り返った。
その上で「藤川監督に代わった時に、ある程度経験を積んだ野手のレギュラーがいて、投手スタッフもそろっていた。本人はプレッシャーもあったと思います」と就任当初を想像。
交流戦で7連敗した際の批判も触れながら「悪い波ってあそこくらいで、順調にいっていた」と、1年を通して安定して強さを維持した手腕をたたえた。
一方で、佐藤輝明内野手(26)の外野起用には唯一の疑問を呈し「いろんな藤川監督の考えはあったと思いますが、しばらくやって戻しましたよね。ヘルナンデスをサードで使いたかったのか、サトテルは外野がいいと思ったのかはわからないですけど。あそこだけが『ん?』と思ったくらい」と振り返った。
最も評価したのは投手起用の回し方。「使いすぎない、休養も与えながら。アクシデントといえば石井(大智)が頭を打った時ですよね。あれは痛かったと思いますけど大事に至らず、シーズン途中に戻ってこられてよかった。そこくらいじゃないですか。思った通りできたんじゃないですかね」と分析。
「春先は甲子園でなかなか勝てなかったりとかありましたけど、藤川監督とは解説でもよく一緒になっていたので、ちょっと気にして見ていたんです。おそらく思った通りにある程度できたんじゃないかな」と総括した。



