開幕戦で4連覇を狙う早大が、東大に辛勝した。小宮山悟監督(59)は「本来の力を発揮すれば負ける相手ではないというところから始まって、最初の試合で4連覇のかかった大事な初戦と彼らに必要以上にプレッシャーをかけていた」と振り返った。思い通りのいかない展開ながら3-3の8回に石郷岡(いしごうおか)大成外野手(4年=早稲田実)が勝ち越し打を放つと、さらに吉田瑞樹捕手(4年=浦和学院)に2ランで追加点と試合を決定づけた。
投げてはエース伊藤樹投手(4年=仙台育英)が8回3失点の力投を見せ、現役選手としてはリーグ最多となる通算20勝に到達。初回に先制2ランを浴びるなど出ばなをくじかれ、さらに5回には一時勝ち越し打となる3点目を献上。ただその後は失点を許さず粘りの投球を披露。春から新しい投球フォームを取り入れるなど変化をいとわず迎えた初戦で、ゾーンに球を集めながら毎回の12奪三振。かねて口にしてきた節目の数字に届き「本当に大事な試合を長いイニング投げてきて、1勝、1勝積み上げてきたので率直にうれしいです」と喜んだ。



