DeNA相川亮二新監督(49)が、血と汗のにじんだ“ゴッドレフトハンド”に運命を託す。ドラフト会議に向けて前日の22日、編成会議に出席した。補強ポイントについては「就任会見でも言いましたけど、バッテリーの投手の部分は絶対に必要なところ」と投手力アップを掲げつつも「チームとして中長期的なところも見ないといけない」と1位指名はポジションも含めて明言はしなかった。

青学大・中西を含め、即戦力投手は競合になる可能性も。それでも覚悟は決まっている。就任会見で意欲を示していた通り、くじ引き役を任命された。「左手で引きたい。なぜならば素晴らしい投手たちの球を受けてきた左腕なので」と捕手として現役生活23年、生きた球の感触を感じ続けてきた左手に全てを託す。

かつては94年ドラフトで東京学館(千葉)から5位で横浜に入団。授業中に呼び出され、別室で指名を伝えられた31年前を回想しつつ「あまり記憶がなくなってますね」と苦笑いだった。就任会見からわずか3日後に迎える大役。「いろいろな新しいことを今体験している。監督という立場に毎日ワクワクして過ごしてます」と高揚感をにじませた。【小早川宗一郎】