巨人田中将大投手(37)が9日、宮城・気仙沼市で行われた防災避難訓練に参加した。楽天在籍時の11年に東日本大震災を経験し「東北に戻ってきて震災の景色を見た時、がくぜんとしたことを今も鮮明に覚えています」。衝撃的な光景を目の当たりにしたからこそ「伝えられることは伝えていきたいですし。当時から思いは変わっていない」と巨人移籍後も震災を風化させてはならない思いを強く持ち続ける。
26年3月で東日本大震災から15年が経過することになる。この日は地元の少年野球チームに所属する小学生約20人も訓練に参加したが「震災のことを全く知らない(子どもがいる)フェーズになってきている」。時間がたつほど当事者の経験や記憶が貴重な財産となるだけに「長く続いた方がいいと僕は思っている。いろいろな方にご協力をしていただきながら、こういう活動を続けていくことができれば」と思い描いた。
訓練後には、気仙沼市と地元の小学生から日米通算200勝達成記念のお祝いの品が贈呈された。「来シーズンも選手としてプレーを続けていきますが、皆さんに活躍しているニュースを届けられたら」。マー君はいつだって東北の人々のことを思っている。【水谷京裕】



