開幕3連勝の勢いを持つ燕軍団が、節目を迎えるホームでの初戦に挑む。ヤクルトはきょう31日、今季の本拠地開幕戦となる広島戦(神宮)に挑む。神宮球場は今年で創建100年。節目の年のプロ野球公式戦初戦を前に、永渕義規場長(56)に忘れられない15年リーグ優勝後の光景、新球場でも残したい良さ、同日から活動再開予定の球団マスコット「つば九郎」への思いなどを聞いた。【取材・構成=塚本光】

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残り8シーズン、現在の神宮球場も改善を続ける。夏の暑さが厳しくなっている中、ベンチ裏の部屋に大きな空調設備を増設。そこから出る冷気をベンチに送る設備も導入された。酷暑対策は屋外球場共通の悩みだ。昨年は6月末のデーゲームで、グラウンドレベルの気温が40度を超えることも。永渕場長は「劇的に改善できる策はないが少しでも良くなれば」と願った。

現段階では、新球場が34年開業で、現球場は33年まで使用の予定。老朽化も進み、オフには前年度の外野に続き内野スタンドの全面防水工事を行った。「それでも追いつかないぐらい。建物として維持管理しないと。さまざまな機器の更新、メンテナンスもやっていかなければいけない。お客さまからすると『変わった』とあまりならないので、心苦しい」。スペース等の問題で範囲に限りがあるが、できることはしていく。新たな神宮球場では現在の課題を「全部解決したい」と力を込めた。【塚本光】