ヤクルトが今季7度目の完封負けを喫した。連勝は2でストップ。主導権を握れないまま中日に敗れた。

奥川恭伸投手(25)が中11日で先発。バンテリンドームでは過去3試合に登板し2敗で未勝利。初回1死から板山に四球を与え、村松に右中間フェンス直撃の適時三塁打を許し先制された。2死三塁からは石伊に左中間への適時二塁打を浴びいきなり2失点。3回には無死一塁から村松に右中間へ2ラン、2死一塁から石川昂に左越え2ランを被弾した。

4回から6回は3イニング連続で3者凡退に抑えたが、7回1死二塁から村松に左越え適時二塁打を許し失点。続く細川に四球を与え1死一、二塁としたところでマウンドを降りた。6回1/3で103球を投げて10安打2本塁打2四球3奪三振7失点。バンテリンドームでの自身初勝利とはならなかった。

池山隆寛監督(60)は「ちょっと間が空きすぎだから体が軽かったのか、でもやっぱりストレートは球速が出ている割に、あれだけ(捕手の)鈴木叶の構えから中に入っていくとやっぱり許してくれない。1回、3回と失点してしまって、野手陣の援護もなくというところだった」と振り返った。

相手先発は前回対戦の4月25日に7回3安打無得点と抑えられた大野雄大投手(37)。試合前時点で対右の打率が2割1分3厘と対左の1割4分8厘よりも高い左腕に対し、投手の奥川も含め全9選手が右打ちのオーダーで臨んだ。ただ攻略することはできず7回2安打無得点。6回に1死一、二塁とし唯一得点圏に走者を置いたが、ホームを踏むことはできなかった。

指揮官は「前回は右打者しか安打を打っていなかったのでと思って右を並べたけど、前回より1本少なくてゼロ行進になってしまったので、また対策を練らないといけない」と説明。「やはり相手の投球術がうまくて、いいところにストライクゾーンにきて、打ちにいくとストライクからボール球になる。きょうは本当に悪循環な打者陣だった。こればっかりは相手がいること。大野投手の技術のすごさをより感じた」と分析した。

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