阪神は6日、ジェフ・ウィリアムス投手(37)、スコット・アッチソン投手(33)と来季の契約を結ばないと発表した。

 ウィリアムスは8月下旬に渡米し、左肩関節の手術を受けていた。アッチソンは家族のことを考え、米国でのプレーを希望していた。沼沢正二球団本部長は「(ウィリアムスは)来季について、戦力としてのめどが立たない。アッチソンは引き留めようとしたが、彼の意志が強かった」と話した。

 ウィリアムスは2003年に阪神に加わり、藤川、久保田とともに救援トリオの「JFK」を形成。2度のリーグ優勝に大きく貢献した。今季は左肩の故障もあって、31試合に登板して1勝1敗、防御率3・58。アッチソンは両リーグ最多の75試合に登板し、防御率1・70だった。

 また、ケビン・メンチ外野手(31)、アーロム・バルディリス内野手(26)とも契約を結ばないと発表した。

 [2009年11月6日19時6分]ソーシャルブックマーク