<オリックス1-5ソフトバンク>◇15日◇京セラドーム大阪

 オリックス近藤一樹投手(27)が1-1の9回、まさかの連続エラーで自滅した。先頭の代打柴原の投前への当たり(記録は内野安打)を、一塁悪送球。二塁進塁を許すと、続く川崎の投前への送りバントを今度は三塁へ悪送球。さらに1死三塁からオーティズに中越え二塁打を打たれ、降板した。4回から8回まで5者連続空振り三振を含めてパーフェクト投球を演じた右腕のまさかの急変だった。「とにかく自分の仕事をしっかりやろうという気持ちで試合に臨んだのですが、9回はその気持ちが強すぎてミスにつながってしまいました。今日のような投手戦であのようなミスは絶対にしてはいけないことなので、一番の反省点です」。8回3分の1、4安打4失点(自責0)で2敗目。今季最多133球の粘投を自らの手でフイにした。

 [2010年4月15日21時48分]ソーシャルブックマーク