<オールスターゲーム:全セ9-4全パ>◇第1戦◇22日◇ナゴヤドーム

 全セが5回の猛攻で全パに9-4で逆転勝ちした。最優秀選手賞(MVP)には、勝ち越し3ランを放った畠山和洋内野手(28=ヤクルト)が選ばれ、賞金300万円を手にした。敢闘選手賞は寺原隼人投手(27=オリックス)とウラディミール・バレンティン外野手(27=ヤクルト)。通算成績は全セの71勝75敗9分け。

 全セは1-3の5回、いずれも球宴新記録となる1イニング4本塁打と8連打で大量8点を奪った。荒木雅博内野手(33=中日)の同点2ランの後、畠山が勝ち越し3ラン。その後もバレンティンと長野久義外野手(26=巨人)が連続本塁打を放った。

 先攻した全パだったが、2番手の武田勝投手(33=日本ハム)が9失点と崩れた。

 第2戦は23日にQVCマリンフィールドで行われ、全パは唐川侑己投手(22=ロッテ)、全セは館山昌平投手(30=ヤクルト)が先発する。