<ソフトバンク2-4オリックス>◇10日◇北九州

 元気印が決めた。延長戦に突入した試合でオリックス宮崎祐樹外野手(26)が決勝適時打を放った。

 延長10回1死満塁。宮崎はT-岡田に代わって打席に立った。「監督に行くぞと言われていました。犠飛でもいいと思っていました」。追い込まれてからファウルで食らいつき、6球目の126キロに反応した。打球は大きな弧を描き、左翼フェンスに直撃。三塁走者が生還した。今季初安打が殊勲打となり「これからどんどん貢献していきたい」と顔をくしゃくしゃにしていた。