<ソフトバンク7-6オリックス>◇11日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクのドラフト1位東浜巨投手(22=亜大)がデビュー戦で3回1/3を投げ、7安打6失点(自責1)で降板した。5四死球と制球を乱した。

 1回に先頭打者を明石の失策で出し、無死満塁から李大浩に先制犠飛を浴びると、2死満塁からはバルディリスに満塁弾を食らって一挙5失点。

 立ち直りかけた直後の4回1死一、二塁で再び李大浩に左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びたところで、交代を命じられた。

 マウンドを降りた右腕は広報を通じて「緊張はしていなかったのですが、自分の間合いで投げられていなかったです。(5回裏同点となり)チームが追いついてくれて野手の皆さんに感謝です、良かったです」とコメントした。

 東都リーグ通算35勝、40完投を誇った右腕は、打線の援護で自身に黒星はつかなかったものの、まさかの“KOデビュー”となった。