<ソフトバンク4-5ロッテ>◇8日◇ヤフオクドーム

 ロッテ松永昂大投手(25)が、緊急登板でプロ初セーブを挙げた。

 2点リードの9回に守護神・益田直也投手(23)が1点をかえされ、なおも1死二、三塁でマウンドに立った。左打ちの代打柳田を全球直球勝負で投ゴロに打ち取り、「投げる時(三塁走者の)長谷川さんが見えた」と冷静に本塁へ送って2死。次打者の田上も三ゴロに打ち取った。

 シーズン前半戦はセットアッパーで起用されたが、後半戦は首脳陣から「7、8、9回のどこを投げるか分からない」と言われていた。

 強心臓の左腕は「想定してました。打者に集中できるから一、二塁より楽でしたよ。(初セーブの)ボール?

 スタンドに投げました」とケロリ。関西国際大の後輩である益田のピンチを救った。