中日谷繁元信新監督は落ち着いた表情で決断した経緯、来季への思いを語った。
-就任を打診された時の気持ちは
谷繁
正直、え、自分がという感じ。いつかはこういう日が来るかなとは、ほんの少し思っていた。自分で無理と思うと、すべてが止まってしまう気がした。
-選手兼任監督の難しさ
谷繁
それは皆さんが思うこと。自分はまだ経験していないし、経験して判断できることだと思う。
-新たにGMに就任する落合氏からの推薦もあった
谷繁
8年間一緒にやってきた。ぼくの考え方も分かってくださっているし、落合さんの野球に対する考え方も多少なりとも分かっている。そういうことを考えると、意見を言えたりすると思う。
-どんなチームにしたいか
谷繁
何をやったら勝てるか、こういうことをやったら負けるという、野球を知っている選手ばかり。ゼロで抑えれば負けることはない。そういう野球になる。選手の時は毎年優勝したいと思ってやってきた。その思いは変わらない。