日本ハムは29日、栗山英樹監督(53)との契約を1年延長し、2015年シーズン終了までとすることで合意したと発表した。

 楽天9回戦(札幌ドーム)終了後に津田敏一球団社長(62)とともに札幌ドームで会見に臨んだ栗山監督は「そういう話を頂いて、非常にありがたかった。本当に自分が、やっていいのだろうかというも考えた。できる、できないではなく、このチームでやり残したことがある。引き続き、選手のためにやり尽くすことができればと思って、受けました」と決意を語った。

 栗山監督は今季、2年契約2年目の最終年で就任3年目。1年目の12年にリーグ制覇。昨季は最下位に沈んだが、今季は故障者続出の状況の中で積極的に若手を起用しながら3位と踏ん張っている。手腕を高く評価していた球団は、シーズン前半戦中という異例の早さで来季の続投を打診し、指揮官も受諾した。