指揮官もびっくりの優等生ぶりだ。オリックスの外国人助っ人全4選手が23日、高知キャンプのオフを返上する。主将役の主砲カブレラが「バルディリスを連れて打つ」と言いだし、ラロッカも同調。さらに中継ぎ右腕レスターも打撃投手を志願した。外国人選手の多くはオンオフの切り替えを大切にするだけに、異例の事態。「休め、言うとんのにな。今年にかける意欲は買ってやらんとなあ」。口調はあきれ気味でも、岡田彰布監督(52)の顔に優しい笑みが広がっていた。

 宮古島キャンプから夜間練習を続け、疲労いっぱいの体を休ませるため、22日は午後3時で練習を切り上げたばかり。それを“無視”するオフ返上だ。従来、助っ人は2月中旬の合流が認められてきたが、4人は岡田監督の厳命に従ってキャンプ初日から合流。カブレラにいたっては夜間もバットを振り、T-岡田や赤田に打撃アドバイスを送るなど模範生そのものだ。

 昨年はカブレラら外国人野手4人全員が骨折する大誤算で最下位。負のイメージを一掃する、彼らの強引なアピールに岡田監督は「レスターも投げたい言うてるし、もう勝手にやれって」と突き放すようだが、こんな誤算なら大歓迎だ。

 [2010年2月23日11時35分

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