巨人は11日、セス・グライシンガー投手(34)が米ロサンゼルス市内の病院で、現地時間10日に内視鏡による右ひじの手術を受けたと発表した。昨年9月に右ひじ痛を発症。懸命のリハビリで回復の兆しを見せていたが、キャンプ中に痛みが再発していた。1日に精密検査のため帰国。完全復活を目指し、手術に踏み切ったとみられる。原監督は「1歩前に踏み出したと解釈しています」とコメント。キャッチボール再開まで3週間かかる見込みで、前半戦での復帰は厳しい状況になった。

 グライシンガーは2007年にヤクルトに入団し、08年に巨人へ移籍。日本での3年間で最多勝を2度獲得するなど計46勝を挙げている。

 [2010年3月12日8時15分

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