横浜がベストメンバーでオープン戦初戦に臨む。今日26日の巨人戦の先発マウンドは、20年目の三浦大輔投手(37)。これまで対外試合に出場していなかった村田、ハーパーの主軸もスタメンに名を連ねる。尾花監督は、「チーム力は去年と雲泥の差。うちは調整はない。一丸となって勝ちに向かって戦う」と、あくまで勝利にこだわる姿勢を示した。就任1年目の昨季、オープン戦初勝利を飾ったのは9戦目。シーズンも95敗を喫し、3年連続の最下位に沈んだ。巻き返しに必要なのは「勝ち癖をつけるということ」。今キャンプに手応えを感じているからこそ、その成果を結果につなげることを求めた。三浦も「相手のユニホームが変われば、自然と力も入る。そういう中でしっかり抑えることができるか。シーズンに向けても大事」と表情を引き締めていた。

 [2011年2月26日9時12分

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