中日高木守道監督(71)が16日、打撃投手を務め、北谷キャンプ最多の600球を投げ込んだ。「あんたらは打たんと試合に出れん」。メニューにあった守備走塁の時間を急きょ変更。堂上兄弟や高橋周ら参加野手10人全員に、1時間半ぶっ通しで投げ続けた。スローボールとはいえ、71歳とは思えない驚異の体力だ。登板後は玉の汗をぬぐい「いやぁ、三ツ矢サイダーがおいしいわぁ」とゴクリ。「監督やる前も野球教室で1日に500~600球投げてたからね」とケロリとしていた。