一粒で何度もおいしいパームボールだ。ソフトバンク寺原隼人投手(30)が3日、キャンプ2度目のブルペンで初めてパームを投げた。「より前で球を離さないと投げられない。下半身を使って真っすぐを投げるのに役立つ。マスターが目的じゃないけど、使えるようになればいいし、下半身を使えれば真っすぐが低めに集まる」。伝授した加藤投手コーチは「教えて5分後に試合で使える球を投げていた」とうなった。