東京6大学リーグの慶大に初めて女子選手が入部したことが29日、明らかになった。同リーグは27日に今季の部員登録を締め切り、硬式女子リーグに所属する駒沢学園女子高(東京)で活躍した川崎彩乃投手(19)がリストに入った。川崎は155センチ、54キロで右投げ右打ち。09年の第10回全国高校女子硬式野球選抜大会では準優勝し、最多勝利賞、ベストナイン投手を獲得した。

 東京6大学の女子選手は、95年に米国出身のジョディ・ハーラー投手が明大に選手として入部。同年秋の東大戦で女性として初登板。99年には東大に竹本恵投手(新潟)が入部。00年には「女松坂」の異名をとった小林千紘(ちひろ)投手(神村学園)が明大に入部した。01年春の東大-明大2回戦では、竹本と小林が先発として投げ合っている。