日本でもおなじみのベテラン左腕2人が存在感を見せた。

まずは、金広鉉投手(34=SSG)。2回1死満塁に2番手で登板。野口委は中前適時打を打たれたが、続く安達を二ゴロに抑えた。3回も続投し、打者3人で抑えた。金広鉉は08年北京五輪金メダルに貢献。準決勝の日本戦で好投し「日本キラー」となった。

梁玹種投手(35=KIA)は5回から4番手で登板。2三振を奪い、3者凡退に抑えた。梁玹種は19年のプレミア12に出場している。

ともにメジャー経験もある。両左腕について、イ・ガンチョル監督(56)は「金は最近試合に出て、スピードも上がってきている。持ち味も出て、いい感じ。梁も前より良くなってる。2人とも、今日のようにベテランとして試合の流れをリードし、敵の攻撃をストップさせる役割と考えています」と信頼を寄せていた。

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