侍ジャパンの山川穂高内野手(31)が、初どすこいを披露した。

8回の第3打席、先頭打者で2ストライクから浮いたスプリットを左翼へ高々と打ち上げた。フェンスギリギリに飛び込む初アーチが、実戦18打席目でようやく出た。ベンチ前に戻ると、声出し応援解禁後で初となる「どすこいポーズ」で球場を盛り上げた。ベンチから体を乗り出した大谷も両手を挙げて歓迎した。

復調気配を見せていた。4回2死二塁、大谷の代打で登場。オリックス吉田凌投手(25)のスライダーを捉え、左翼線にはじき返した。今季初安打&初打点となる適時打に一塁ベース上で「よーし!」と喜んだ。「めちゃ×6 うれしいです。これから引き続き頑張ります。バットを変えた効果もありました」と話していた。

山川は前日6日の同戦では途中出場で2三振。実戦5試合で14打数無安打と苦しんでいた。4日の中日との壮行試合後には「軽すぎることの弊害を感じた」と、先端をくりぬいた約900グラムの黒バットから約920グラムの昨季モデルに戻すことも明言していた。

【写真たっぷり詳細ライブ】【WBC】村上宗隆&山川穂高に待望の一発 最後の強化試合快勝し開幕中国戦へ/ライブ速報詳細