大谷翔平投手(28=エンゼルス)と佐々木朗希投手(21=ロッテ)が出身地の岩手地区では、連日、高いWBC視聴率を記録した。

11日に生中継され、佐々木投手が先発した「WBC2023・1次ラウンドB組 日本VSチェコ」の午後6時30分から39分間の平均世帯視聴率が44・1%(平均個人視聴率は27・7%)、同7時9分から165分間の平均世帯視聴率が62・6%(同46・1%)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

また9日の中国戦では午後6時から129分間の平均世帯視聴率が43・6%(平均個人視聴率は30・8%)。同8時9分から171分間の平均世帯視聴率が56・8%(同40・2%)だった。

10日の韓国戦は午後6時から97分間の平均世帯視聴率が35・3%(平均個人視聴率は22・6%)。同7時37分から223分間の平均世帯視聴率が57・2%(同39・7%)。

12日のオーストラリア戦は午後6時34分から34分間の平均世帯視聴率が43・2%(平均個人視聴率は29・5%)。同7時8分から172分間の平均世帯視聴率が57・5%(同42・9%)だった。

11日は、先発した佐々木朗希投手(21=ロッテ)が3回2/3を2安打3四死球で1失点(自責0)。失策から初回に先制を許すも、最速164キロの直球を軸に8三振を奪い、2回以降はチェコ打線を封じた。打線も吉田正尚外野手(29)が3回に2点適時二塁打を放ちWBC初の2戦連続決勝打。その後も追加点を奪いチェコに10-2で勝利した。チームは3試合を終え8得点以上をマーク、準々決勝進出に王手をかけた。