チェコ野球協会の公式ツイッターが侍ジャパン大谷翔平投手(28=エンゼルス)の粋な計らいに感激した。日本時間の17日、米フロリダ州マイアミのホテルに到着した大谷は、チェコ代表のマークと国旗が入ったキャップを、つばを後ろにしてかぶって米国入り。その映像にチェコ野球協会は「さりげなく #baseballczech 帽子をかぶって準決勝のためにアメリカに到着!大変光栄です!」とツイートして感謝を表した。

大谷はチェコ戦後、自身のインスタグラムのストーリーズにチェコ代表の写真に「Respect」と投稿。リスペクトあふれる戦いぶりに「レベルうんぬん関係なく、野球が好きなんだなっていうのは尊敬できるところ。対戦相手としてのリスペクトも感じましたし、素晴らしい選手たちだと思いました」と話していた。

チェコ側もこの投稿に感銘を受け、侍ジャパン側に連絡。14日の練習後、日本戦に先発したサトリアを筆頭にミナリク、スモラらが東京ドームを訪問。チェコ代表全員のサインが入った背番号48のユニホームなどを手渡して、心温まる交流をしていた。