侍ジャパン投手コーチのロッテ吉井理人監督(57)が20日、WBC決戦の地、米マイアミから自身のブログを「マイアミ」と題して更新した。

「マイアミにやってきました。初日は時差ぼけで、マリーンズのオンラインスタッフミーティングに遅刻してしまいました。(夕方、ちょっと横になったら、眠ってしまった)ドラクエの眠りの呪文にかかる魔物の気持ちがよくわかりました」

吉井流の独特な表現で時差ぼけエピソードを明かすと、日本時間21日午前8時開始のWBC準決勝メキシコ戦にも言及した。

「さて、準決勝で佐々木朗希が、先発することになりました。アメリカで投げる朗希を観たいという、わしの個人的な夢がかないました。調整は順調にきています。ここまできたら、いろんなプレッシャーもあると思うが、朗希らしい投球をしてほしいと思います。わしは見守るしかできないが、なるべく朗希が背負っているものを軽くしてあげたらなぁと思っています。(レッツゴーローキ!)日本からの応援、よろしくお願いします。ほな、また」。

現地では練習ユニホーム姿で佐々木朗希投手(21)とツーショット写真も撮影した。当初から吉井監督は「栗山監督と相談して決めることですけれど」と前置きしたうえで、「米国で投げる朗希を見たいでしょ。個人的には準々決勝が最初の関門なので、そこを大谷とダルビッシュ。米国に行ったら山本由伸と朗希かなと」と私見を明かすこともあった。