侍ジャパン栗山英樹監督(61)が20日(日本時間21日)、WBC決勝に進んだ場合、大谷翔平投手(28)が登板する可能性について「可能性は、もちろんゼロではないです」と話した。

準決勝メキシコ戦前の公式会見で話した。大谷は前日の練習後、決勝に進んだ場合について「もちろん先発はないと思いますし、中継ぎでいく準備はしたいと思ってますけど、そこはもう、体調との相談で。ここまで球団にもわがまま聞いてもらって、いろいろと許容してやってもらっているところはある。最後の最後なので、相談しながら決めたいと思います」と、リリーフ登板への意欲を示していた。

ただ、栗山監督は体の状態を確認する必要があると強調。「ずっとファイターズにいるとき、毎日、体のコンディショニングを確認しながら、どれだけやっていいのか、どれだけ出れるのか、どれぐらいで止めなきゃいけないのか。同じ作業なので。今日も状態を確認します。(登板の可能性は)ゼロ位ではないですけど、基本的にはピッチャー預かって無理させちゃいけないとベースにはあるので」と話した。