侍ジャパン村上宗隆内野手(23)が、世界一の歓喜の輪に加わった。三塁の守備で優勝の幕切れを迎えた村上は選手、スタッフと抱き合い喜びを分かち合った。試合後の優勝セレモニーでメダル授与されると、負傷離脱した鈴木誠也外野手(28=カブス)の51番のユニホームに、自身のメダルを掛けた。
1点を追う2回に今大会1号となる同点ソロ弾を放った。今大会通じての成績は打率2割3分1厘。準々決勝まで不振が続いたが、負傷により辞退した鈴木から、励ましのいじり動画を受け取るなど、チームに鼓舞されるように奮起した。準決勝メキシコ代表戦では、サヨナラ決勝打を放ち尻上がりに存在感を示し、復活を遂げた。
以下試合後の一問一答
-今の気持ち
「いや、もう最高です」
-決勝戦でホームラン
「1点取られた後でなんとかすぐ追いつきたい展開だったので、一振りで追いつくことができてすごくよかったです」
-感触は
「完璧です」
-世界一につながった
「目標にしていた世界一になれたので、すごいうれしいです」
-世界一決まった瞬間の感情
「まだなかなか実感湧かないですけど、アメリカもスターぞろいで強かったですし、立ち向かっていけたのですごいいいゲームができました」
-今大会振り返って
「終わってみたらね、すごいなんていうか、うれしい気持ちもありますけど、悔しい気持ちもあるので、また1つ自分自身レベルアップできるようにがんばりたいと思います」
-大谷やダルビッシュから刺激あった
「なかなかこういう経験できないので、1つでも2つでも自分の経験値としてと思って合宿にも臨んで、すごいいい経験できました」
-たくさんの人が注目
「すごく力が伝わってきましたし、すごいうれしかったです」