ボストングローブ紙が21日、WBC日本代表の吉田正尚外野手(レッドソックス)を絶賛した。

「29歳の選手は間違いなく今大会で最高の打者であり、バットをボールに当てるだけでなく、勝負のかかる状況でパワーのあるヒットを打つという不思議な能力を発揮した」と評価した。吉田はWBCで7試合に出場し、22打数9安打、2本塁打、13打点、打率4割9厘、OPS1.258で大会のベストナインに選ばれた。13打点は大会新記録だった。

日本代表で同僚となったラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)の吉田評も紹介した。「彼は打撃で本当に規律正しい。最初のいくつかのエキシビション試合では安打がなかったが、彼は(ストライク)ゾーンの見極めに自信を持っており、動揺しなかった」。さらに「私は打者がストライクゾーンを見極め、規律を持ち続けることがとても大事だと思う。彼はうまくいかない時もそれができていた。彼の限界は青天井。本当にプロフェッショナルな打者で、それはすぐに分かった」と話した。