侍ジャパンが熱戦を制して09年大会以来、3大会ぶりの世界一に輝いた。大谷翔平投手(28=エンゼルス)は「3番DH」で出場し、1点差の9回にDHを解除して登板。エンゼルスの同僚で米国代表の主将であるトラウトを最後の打者で抑え、マンガのようなストーリーで世界一に導いた。大谷の一問一答は以下のとおり。

     ◇     ◇     ◇

-このメンバーと戦って

終わってしまうのはさみしい。みんな同じだと思いますけど。それぞれのチームに帰ってこれからシーズン始まるので、寂しいですけど頑張りたい。

-監督を胴上げ

最高の形で終わることが出来た。全員が自分たちの仕事をして、粘り強く最後の最後まで諦めずに監督を優勝させることが出来て良かった。

-どの惑星から来た

日本の、田舎というか、チームも少ないようなところでやってたので、日本の人たちからしても、頑張ればこういうところでできるんだっていうのは、本当に良かったと思います。

-次の世代へメッセージ

今回は運良く勝つことが出来ましたけど、どこが勝っても不思議ではない、各国素晴らしい選手が集まっていた。日本以外の試合も見ましたけどどこが勝ってもおかしくない。野球界の前進を感じた試合だった。

-WBCの意味合い

僕自身にとっては(09年の)優勝を見てきて、こういう風になりたいと思ってなることができて、素晴らしい経験をさせてもらった。今野球を楽しんでいる、次の世代の子たちが僕らも頑張りたいと思ってくれたら、本当に幸せだなと思います。