WBC決勝の9回に実現した侍ジャパン大谷翔平投手(28)と、米国のマイク・トラウト外野手(31)によるエンゼルス対決について、チームメートの反応をMLB公式サイトが22日付で特集した。

ネビン監督は「展開的にあれ以上ベストの形はなかっただろうね。(大谷が)登板しないという形がベストだったことは置いておいて」と笑いながら、「スマホに何人もの人からメッセージがきて、どっちを応援するんだと聞かれたけど、そんなことは考えもしなかった。野球は最高だ。あんなドラマを生み出すスポーツは他にない。1点差の9回2アウトで、世界最高の選手2人が対戦するのだからね」と話した。

ジャレド・ウォルシュ内野手(29)は「見ていてもナーバスになったよ。ショウもマイクも大好きだからね。でも打者として見た時、スプリングトレーニングのこの時期だし、マイクはまだそれほど打席を重ねていないことを考えると、投手が有利だと思った。ショウヘイのあの101マイル(約163キロ)の速球とあのスライダーだからね」と振り返った。ジョ・アデル外野手(23)は「僕は見ていて楽しかった。試合の最後にあの2人が対決するなんて、野球界にとって素晴らしいこと。本当にクールだったよ。2人には大舞台がふさわしい」と話した。