「MORISHITA」が切り札になる! 侍ジャパンの森下翔太外野手(25)が、勝負を決めるここぞの一打へ気合を入れた。
日本のWBC開幕戦となる、6日の台湾戦(東京ドーム)に向けて、5日は前日練習を実施。初戦はベンチスタートとなる可能性が高いが「代打はあるんじゃないかなと準備している」と意気込んだ。24年のプレミア12では全試合で4番を任されるなど、勝負強さが持ち味。1打席に全力で臨む。
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大舞台でこそ、森下の勝負強さは輝く。いよいよ迎えるWBC本番。侍ジャパンが世界一になるために、自身の役割は分かっている。
「いいところだったり、ここぞというところの代打だったりはあるんじゃないかなと、準備している。いい結果を出せるような準備というのを心がけて、あとは待つだけです」
来たるべき時に備えて、心も体も整えた。3日に行われた阪神との強化試合(京セラドーム大阪)。森下は3点リードの7回2死二、三塁で中村の代打で登場した。2ストライクと追い込まれたところから、湯浅の直球を中前にはじき返し、リードを広げる2点適時打。日本のWBC初戦となる、6日の台湾戦はベンチスタートとなる可能性が高く、予行演習はばっちりだ。
序盤から主導権を握る展開になれば最高だが、世界の猛者たちが集まる舞台。すべての試合がそう簡単にいくとは限らない。「自分が出るまでもなく勝ってくれるのが一番だと思うんですけど。他の国も強いチームなんで、やっぱりここぞの1点っていうのを取れるような準備っていうのをしていきたい」。24年のプレミア12では全試合4番を任され、勝負強さは大きな武器。プレッシャーがかかる場面でも、チームが劣勢だって関係ない。
今春は侍で2本塁打をマークするなど、長打力も併せ持つ。京セラドーム大阪では吉田、鈴木と流れをもたらす豪快な1発を目にし、その力を再認識した。「長打力は絶対大事になってくる。ランナーが一塁にいてもホームランだったり長打で1点取れるというところは、どのチームにも備わってると思いますし、それをいかに出せるかというのが準備力になると思う。そこは自分も含めてやっていきたい」。2つの持ち味を存分に発揮するつもりだ。
5日の前日練習でも、フリー打撃の後にティー打撃を行うなど準備は万全。「もう勝つだけだと思うので、自分のやれることもう精いっぱいやるだけです」。全てはチームの勝利のために。勝負の1打席に全集中する。【磯綾乃】

