三国志で「愛してま~す」!? 新日本プロレスの「100年に1人の逸材」棚橋弘至と「暴走キングコング」真壁刀義が15日、都内で行われたスマートフォン向けアプリ「九州三国志」の発表会に出演した。団体の親会社のブシロード初の輸入ゲームで、日本でも随一の人気を誇る中国の歴史、三国志が題材のゲーム。中国で人気のゲームを日本仕様にして11月下旬にリリースするのを前に、この日は新日本プロレスの人気レスラーが武将として登場することも発表された。

団体一の三国志好きを自認する棚橋は、自身のキャラクターを見ると「大胸筋を厚めに描いてもらった。プロレスは戦いですから、武将と親和性は非常に高いと思う。歴代の武将とドリームマッチを組めますね」と感激。好きな武将は呉の孫策だそうで、「ビジュアルが似ているといわれたことがあって。このあごひげが…」とアピールしたが、会見に集まった報道陣はいまいちイメージがつかめず、沈黙。すかさず隣に座った真壁が「シーンをしちゃったじゃねえか」と突っ込みを入れた。真壁は自分がモデルのキャラクターを一見すると「かっこいいじゃねえか、だいぶ悪党だけど」と苦笑。「この腹筋は盛りすぎだろ。動物は冬眠に入るんだから」と己の体の現状との違いに困惑気味だった。

それぞれのキャラには必殺技が用意されている。これを聞いた棚橋は「『愛してま~す』でみんな回復とか」と鋭い指摘。まだ明かせないとしていた関係者をたじたじに。また質疑応答コーナーでは自ら手を上げ、題名の由来を質問。関係者が中国では中国全土の事を「九州」と呼ぶと回答してもらう、ナイスな質問を繰り出すなど、リング外でもキレ味鋭かった。