K-1スーパー・フェザー級王者武尊(29)が練習中に左拳骨折のけがを負い、「K-1 WORLD GP 2020」(11月3日、福岡国際センター)を欠場する。

K-1実行委員会が9日、発表した。同大会のタイトル戦でKrushの同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受ける予定だったが、実施不可能となった。

武尊の話「練習中に左拳を骨折し、なんとか試合に出場できるよう試みたのですが、今のままでは十分な準備ができない、最高のパフォーマンスを見せられないと判断し、欠場させていただくことになりました。初めての福岡大会で気合も入っていて、久しぶりにお客さんの前で試合ができるということで、僕も試合を楽しみにしていました。ファンのみなさま、応援してくださるみなさまには申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして、対戦相手のレオナ・ペタス選手にも申し訳ない気持ちです。早くけがを治して、お互い最高の状態に仕上げてレオナ選手と戦いたいと思います。少しでも早く最高の状態の武尊を見てもらえるようにリハビリを頑張ります。応援よろしくお願いいたします」

レオナ・ペタスの話「まず、この試合を楽しみにしていたファンのみなさま、申し訳ありません。選手にとってけがはつきものなので、武尊選手の欠場は仕方ないことだと思います。僕自身、万全の状態で武尊選手と戦いたいので、武尊選手にはしっかりけがを治してほしいです。僕はその時が来るまで待っています。武尊選手、お互い最高の状態で最高の試合をしましょう」