元新日本プロレスのKUSHIDA(37)がWWEの王座初奪取に失敗した。

抗争を展開してきたNXT北米王者ジョニー・ガルガノに挑戦したものの、王者のワンファイナルビート2発に沈んだ。

開始と同時に攻めこんだKUSHIDAは、いきなりホバーボードロックを狙い、腕ひしぎ逆十字固めや卍(まんじ)固めで絞めあげた。王者のアッパーカットやスーパーキック、ネックブリーカーを浴びると、足首固めからスープレックス、バズソーキックと連続アタックで応戦。スープレックスからトルネードDDTを浴びながらもKUSHIDAは真っ向勝負を展開した。

KUSHIDAが再びホバーボードロックや腕ひしぎ逆十字固めと大技を仕掛けたが、最後は王者ガルガノのワンファイナルビートを連続で食らい、フォールを許した。試合後には自らのSNSを更新し「WWEとサインした理由の1つが今夜の彼との試合でした。失ったものも少しはあるかもしれないけれども、それよりはるかに得たものの方が大きかった。米国に来てから初めてかもしれないこの充実感。悔しかった、そして楽しかった」と大舞台での王座挑戦を振り返っていた。