RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

<那須川のボクシングルールでの主な試合>

18年12月のRIZINでボクシング5階級王者・メイウェザーとスペシャルマッチを戦い、初のダウンを奪われるなど、1回2分19秒でTKO負け、非公式ながら初黒星を喫した。19年6月には元世界王者の亀田興毅とスペシャルマッチ。ボディーブローや左ストレートなどをヒットさせ、KOこそ奪えなかったが、元プロボクサーと互角に打ち合った。