挑戦者の前ロウ・タッグ王者リドルが「毒蛇」ランディ・オートン譲りのRKOを成功して追い詰めながらもWWEヘビー、ユニバーサル王者ローマン・レインズのスピアーに屈した。

試合前のウオーミングアップ中、新パートナー中邑真輔の激励も受けて王座挑戦したリドルは、統一王者に対してスープレックスやスワンダイブ式フローティングブロで攻め込んだ。場外で解説席やポストにたたきつけられた。手術を受けて長期離脱中の前パートナー、オートンの得意技RKOで反撃しようと試みたが、統一王者にスーパーマンパンチをたたき込まれた。

勢いあるレインズに何とかカウンターRKOを成功させて追い込んだものの、2カウントでフォールを返された。再びRKO狙ったところで、こん身のスピアーを浴びてフォール負けを喫した。

大会オープニングではロウ・タッグ王者のパートナーで療養中のオートンに向けて「仲間よ、あなたがいなくて寂しい。ランディ、愛している」と王座奪取を誓ってリングに上がっていたが、レインズの壁は厚かった。