総合格闘技RIZINは30日、7月2日沖縄アリーナ開催となる36大会のメインイベントに出場予定だった朝倉海(28=トライフォース赤坂)は、ケガのために欠場すると発表した。

右第2中手骨骨折後変形治癒偽関節に痛みがあり、緊急手術が必要と診断された。対戦予定だった韓国のヤン・ジヨン(26=Jeju Team the King)は昇侍との対戦が決まった。

朝倉は、昨年大みそかに行われた33大会のバンタム級ジャパンGP準決勝で、瀧沢謙太に判定勝ちを収めるも、試合中に右こぶしを骨折。半年ぶりの実戦復帰を予定していた。

朝倉のコメントは以下の通り。

「今回、こぶしの負傷により欠場させていただくことになりました。RIZIN関係者の皆様、対戦予定だったヤン・ジヨン選手本当に申し訳ございません。そして、僕の復帰戦を楽しみにしてくれていたファンの皆さんにも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。去年の大みそかに痛めた右の拳を試合に向けた練習の中で再び痛めてしまい、試合に出場するために注射や麻酔で痛みを抑えながら練習を続けていたのですが、直前でさらに悪化してしまいました。手術する以外は治す方法がないと診断され、今後のことも考えて欠場させていただくことになりました。直前の発表となってしまい誠に申し訳ございません。治療に専念し万全な状態で再びリングに戻れるよう努めたいと思います」