人気総合格闘家の朝倉未来(みくる、30)は16日、25日開催の格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)で行われるプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)とのエキシビション戦に向け、意気込みを語った。

自身のユーチューブチャンネルに「メイウェザー戦に向けて」と題した動画を公開。冒頭で「もう10日か。めちゃくちゃ早いな」と振り返り、これまでの練習や試合の展望などを語った。

ボクシングの練習を続ける中で「やればやるほどボクサーにリスペクトを感じる。めちゃくちゃ難しい。総合格闘技とはわけが違う」と、苦労があったことを明かした朝倉。以前は「総合格闘技の方が強い」という考えだったというが、「浅はかな考えだった。パンチだけを極めている人たちって、極み力がすごい。1つをめちゃくちゃ極めるのはすごいこと」と、尊敬の念を込めた。

その上で「ボクシングにパパっとやられて、『MMA弱いな。ボクシングの方が強いんだ』と思われるのは嫌だ。意地を見せたい」と、総合格闘家としてのプライドも。「カウンターを当てる自信がある」と、試合では練習の成果を発揮することを誓った。

3分3回での対戦については「(総合に比べて)ボクシングの方が疲れる」とし、初回に集中して攻撃を繰り出すか、体力を温存して3回に爆発させるのかのどちらかだという。作戦を「コメント欄で募集しようかな」と、話す場面もあった。

さらに「ルールギリギリの小細工を考えてきた。それはお楽しみに」と、秘策があることも明かしていた。