IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが、2度目の防衛に成功した。シングルマッチで初の顔合わせとなる、リオ・ラッシュとの対決。序盤は完全にラッシュのペース。スピードにたけたラッシュは、リングから場外への飛び技トペ・スイシーダを2発も食らわせ、さらにはコークスクリューと大技を連発。ただ、最後はヒロムがヒロムちゃんボンバーでなぎ倒し、TIME BOMB 2で3カウントを奪った。

試合後には、ザック・セイバー・Jr.が登場。「ヒロムちゃん、俺はジュニアヘビー級じゃないですね」と日本語で言うと、会場は大盛り上がり。ザックは、ビデオメッセ-ジを紹介した。画面上で「サプライズ」と言う、その男はロビー・イーグルス。「両国国技館だ」と4・8での対戦を予告した。これに対して、ヒロムは「ザックが挑戦するかと思って、一瞬焦っちゃったじゃねぇか。両国? 今日3月21日だぞ。ちょっとは休ませろよ。それから最近流行っているのかな? ビデオメッセージでの挑戦表明。ビデオ送ったら、誰でも挑戦できるの? おれが受けると思うの? こんな挑戦。残念ながら、もちろん………。受けるに決まってるだろ。その代わり、俺のこと楽しませてくれるんだろうな? もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと俺のこと楽しませてくれよ」と言い、リングを後にした。