第1試合のアトム級MMAで平田樹(25=フリー)が1年2カ月ぶりにリングに復帰。判定3-0でアーティー・カトリ(29=インド)に勝利した。平田は連敗を3でストップし、22年8月リン・ホーチン(中国)戦以来となる白星をマークした。

2回まではやや不利な展開となった。1回はタックルにきた相手を引き込む形でグラウンドに持ち込み、下からフロントチョークを狙ったが決まらず。その後は上からコツコツと打撃を浴びた。

2回には首投げで相手を倒し、けさ固めの状態で押さえ込んだが、立ち上がられた。その後、バックを取られて再度グラウンドに持ち込まれ、リアネイキッドチョークこそ決めさせなかったが防戦一方となった。

3回は平田がタックルからテイクダウンに成功。コーナーに押し込んだ位置で上からパンチをコツコツ当て、さらにマウントポジションになってパウンドを落とした。最後も力を振り絞って左右パンチ、ヒジを落としてアピール。判定3-0で勝利すると、セコンドについた兄直樹、恋人の鹿志村仁之介と喜びを分かち合った。

試合後のマイクでは涙声で「最初は本当に緊張して。大きなプレッシャーとか、勝たなきゃいけない壁とかすごい考え詰めちゃってあんまり動けなかったんですけど。最後のラウンドはもうこれ、やるしかないと思って。みんなの声援が力になりました」とホッとした様子を見せた。

そして11月の日本大会に出場したいかと聞かれると「日本でできることはすごい光栄に思うし、でもまだまだ弱いので。もっと強くならないとダメだなと思います」と浮つかずに話した。