東前頭4枚目の松鳳山(33=二所ノ関)が、左目の上を大きく腫らした。

 小結玉鷲(32=片男波)を引き落としたが、取組中に相手の頭が左まゆ付近に激突。支度部屋に戻って風呂から上がると、ぷっくり膨れ上がった。

 「やってる最中に当たったのが分かりました。『ボン』って。(鏡を見ると)男前になってましたね。りっぱな男前になりました」。痛みも訴えず、冗談を言う余裕もみせた。帰路に就く前には、相撲診療所に寄って治療を受けた。

 「目の上のたんこぶですね。初日にしては、いい相撲が取れてよかった」と前向きだった。