大相撲初場所限りで現役を引退した武隈親方(元大関豪栄道)の断髪式が、来年の21年6月5日に東京・両国国技館で行われることが分かった。

27日、師匠の境川親方(元小結両国)が明らかにした。当初は来年の初場所後となる1月31日を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を見越して、日程を遅らせた。

境川親方は「宣伝を協力してもらう時間もある。先が見えない状況で今年はどこも準備が忙しいし、こちらの都合だけじゃない」と説明。武隈親方は現役引退後、境川部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたっている。節目となる日が決まった弟子について、師匠は「良かった。日にちが決まると頑張れるよね」と話した。