2連勝の横綱白鵬(36=宮城野)が休場した。
かど番の大関貴景勝は平幕の若隆景に敗れ、今場所初黒星を喫した。
勝ちっ放しは照ノ富士、平幕の妙義龍、逸ノ城の3人となった。
3日目の取組模様を写真で振り返ります。
大相撲春場所 全取組詳細
大相撲春場所見どころ
十両
幕内
- 大奄美は豊山(手前)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)
- 剣翔(右)を寄り切りで破る魁聖(撮影・鈴木正人)
- 琴恵光(左)を押し出しで破る照強(撮影・鈴木みどり)
- 碧山(右)をすくい投げで破る千代翔馬(撮影・鈴木みどり)
- 明瀬山(右)を突き落としで破る千代大龍(撮影・鈴木みどり)
- 明瀬山(手前)を突き落としで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)
- 琴勝峰の休場で竜電の不戦勝(撮影・鈴木正人)
★翠富士「立ち合いから持っていきたかったけどいけず、肩すかしにいったが残られた。うまく対応されても決まる時は決まるんで、自分の実力不足ですね」
- 翠富士(右)を寄り倒しで破る千代の国(撮影・鈴木みどり)
- 翠富士(下)を寄り倒しで破る千代の国(撮影・鈴木正人)
☆翔猿「どんどん攻めていこうと思った。(今場所初日に)調子は悪くないんでここから頑張ります」
- 豊昇龍(奥)を突き出しで破る翔猿(撮影・鈴木みどり)
★琴ノ若「形もしっかり入ったが、対応が遅れてしまった。落ち込んでも仕方ないんで、しっかり対応できるよう切り替えていきます」
- 琴ノ若(左)を押し出しで破る栃ノ心(撮影・鈴木正人)
☆逸ノ城「体が動いたと思います。自分の相撲とりたいですね、明日から。もっとがっちり捕まえて、力強い相撲をとりたい」
- 輝(下)をすくい投げで破る逸ノ城(撮影・鈴木みどり)
- 遠藤(左)を突き出しで破る玉鷲(撮影・鈴木みどり)
☆妙義龍「相手の左がささって不利だったが、うまく巻きかえた。そこが勝因じゃないですか。(3連勝に)いいと思います」
- 妙義龍(右)は隠岐の海を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)
- 霧馬山(左)を寄り倒しで破る明生(撮影・鈴木みどり)
★志摩ノ海「立ち合い、当たった後に押された。自分がそういう相撲をとらないといけないんで、普通に馬力負けだと思います」
- 志摩ノ海(左)を押し出しで破る高安(撮影・鈴木みどり)
★御嶽海「(初黒星を喫する)立ち合いから起こされてしまった。一方的な相撲になってしまった。(場所は)始まったばかりだけど、もっと前に出ることを意識していきたい」
☆隆の勝「はたきに落ちることなく残せて、膝を曲げて攻められたんでよかった。(相手の)上体を起こさないと辛いんで、上体を起こしにいく相撲をとりました」
- 御嶽海(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木みどり)
照ノ富士“再”大関とりへ「9番勝って、そこから」
☆照ノ富士「前に出ようと思ったので良かった。(大関とりへの意識は)9番勝ってそこからなので、その話ができるのは。1日一番集中するだけ」
- 大栄翔(左)を寄り倒しで破る照ノ富士(撮影・鈴木みどり)
☆朝乃山「(まわしを取れず)相撲はダメだったが、勝ちは勝ちなんで。こういう勝ちも拾っていきたい」
- 北勝富士(右)を押し倒しで破る朝乃山(撮影・鈴木みどり)
☆正代「2日間後ろに下がっていたので、前に出る相撲が出て良かった。ケンカ四つなので差し負けないようにした。(2横綱休場で出場最高位になったが)その日の相撲を取りきることだけに集中できたらと思っている。他のことは考えないようにしたい」
★宝富士「当たってから(上体が)起きたから持っていかれた。差せなくても前に出て圧力負けしないようにいったが、思うようにいかなかった」
- 宝富士(右)を寄り切りで破る正代(撮影・鈴木みどり)
かど番貴景勝が初黒星 左胸「大丈夫、何もない」
★貴景勝「(初黒星)修正していかないといけない。また明日に切り替えて、明日は明日の一番なので、それに向かっていきたい。(2横綱休場で出場最高位になったが)しっかり自分は自分の相撲に集中してやるしかない」
☆若隆景「(大関戦初勝利に)下から攻められたのがよかったと思う。(先場所は新型コロナウイルスの影響で部屋全体が休場)相撲勘とかはあまり考えていない。相撲がとれない歯がゆさはあったが、今は土俵に上がれるありがたみを感じている」
- 貴景勝(左)は若隆景に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)
- 貴景勝(左)は若隆景に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)