高安は照ノ富士との長い相撲を制し、2敗を守った。14年九州場所以来となる46場所ぶり5度目の横綱撃破。昭和以降では歴代2位のブランク金星となった。

「最後に『ここだ!』と思っていたときに決めることができました」と好機を逃さなかった。後半戦に向けて「千秋楽まで粘り強く良い相撲を取り、優勝争いに絡んで場所を盛り上げたい」と力強く言った。