[ 2014年7月16日7時50分

 紙面から ]

 アルゼンチン代表は、帰国歓迎イベントが急きょ中止になるアクシデントに見舞われた。「ありがとう。アルゼンチン」という言葉と、FWリオネル・メッシ(27=バルセロナ)やFWゴンサロ・イグアイン(26=ナポリ)のプレー写真がデザインされた飛行機で、ブエノスアイレス近郊の空港に到着。フェルナンデス大統領が出迎え、市街地までの沿道には約1万5000人のサポーターが詰めかけるなど、温かい歓迎を受けた。アレハンドロ・サベラ監督(59)は「毎試合、全力を尽くした。選手は評価されるべきだ」と話した。

 その後、ブエノスアイレス市内で行われる予定だったイベントは、決勝戦後に暴動や略奪などが起きて警官隊とサポーターが衝突し、治安の安全が確保できないとして中止。メッシは写真共有サイト「インスタグラム」にMFアンヘル・ディマリア(26=Rマドリード)らとスーツ姿で並んだ写真を投稿。「セキュリティーを保証することができなかったんだ」と謝罪のメッセージを送った。